SUSTAINABLE

【Farm life journal from Ehime vol.1】- みかん栽培にも天然素材を再利用-

こんにちは!Hiromiです。愛媛県にて家業のみかん農家を営んでいる私が、毎月Farm Lifeで見つけたサステナブルに暮らすヒントをお届けします♡花が咲き、次の冬へ向けてまた果実を育て始める今の季節。みかん栽培に天然素材をリサイクルして利用しましたのでその様子をお届けします。

みかん栽培に欠かせない、敷き藁とは?

皆さんは”藁”というと何を思い浮かべるでしょうか・・・? 現代の生活ではあまり目にする機会がなくなりましたが、藁は昔から帽子や草履など生活に欠かせないものへと再利用されてきたとっても優秀な天然素材!

そんな便利な藁ですが、実はみかん栽培においても再利用しています。毎年この季節に行う”敷き藁”という作業。昨年の稲藁を再利用して、みかんの木の根元に敷いていくこの作業を家族総出で全ての畑に行います。藁を敷くことで夏の間土が乾燥を防ぎ、藁の養分が土にも渡るのだそう。藁は昔から使用されてきた、みかん栽培に最適な天然素材でもあったのです!

かなり体力を使います・・・でも美味しいみかんを作るため!

今年は5月上旬に作業を実施。新緑の季節で日差しが強くなり始め、気温も上がり始めたごろで、作業を始めた早朝は肌寒いのですがだんだんとポカポカしてきて・・・最後にはシャツ1枚になるほどとにかく暑い!傾斜の高い山のみかん畑の垣根を、ひと束3kgほどの重さの藁を担いで登り、低い姿勢でひたすら敷き詰める作業は想像以上の体力を使います。90歳が近い祖父母も毎年この作業をこなしており、本当に尊敬しました・・・!

天然素材は地元のみんなでシェアしよう

5月の下旬に入ると今度は麦を刈ります。ほとんどは卸すのですが、余った麦わらは他の野菜の畑に敷いたり、秋の敷き藁用にしたりと再利用。そして近所の麦や稲を栽培していない近所の他の農家さんへ分けてあげたり。小さい町なのでみんな知り合いで助け合いながら暮らしている地元の生活にいつも心が温まります♡

ぜひお家でもビニールではなく藁を使ってみよう

山や畑での果実栽培だけではなく、ご自宅のお庭などでの家庭栽培はもちろん、鉢植えのお花などを育てる際にも敷き藁はとてもおすすめです!

我が家ではその他スイカやキュウリの栽培にも使用しています。麦わらはちょっとしたインテリアとして使ってもおしゃれですよ♡

お花や食物の栽培にはビニールを使う方が今では多いのかもしれませんが、天然素材のほうが栄養にもなりはるかに環境にも優しいです。この際にぜひ一度栽培に使う材料も考えて見られるきっかけになれば嬉しいです。