こんにちは、編集長のChiharuです。今夜も11/16(月)発売のOKAMI GOZENのご紹介をいたします。本日は著者YUKAさんの想いをインタビューいたしました。是非、最後までご覧いただけますと幸いです。
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女将YUKAよりメッセージ
こんにちは、女将YUKAです。ついに明日、レシピ本の発売です。
発売の瞬間を想像すると身体中の全細胞が沸騰するような今までにない感覚に見舞われています。
実際の所、本をお手にとってくださる皆さんの期待を裏切る内容ではないか、少し不安なのが本音です。
この日に至るまで、料理教室に参加してくださった方や、私のレシピを実際に作ってシェアしてくださった方のSNSを全部見返しました。
料理研究家になると宣言し約6年。料理教室を始め、東京、埼玉と場所が変わっても何年もずっと通ってくださった方もいらっしゃいます。


大阪で開催した料理教室でも、たくさんの方が参加してくださいました。

とある人に、こう聞かれたことがあります。
『あなたはなぜ料理を作り続け、教え続けるの?』
この瞬間に、言葉よりも先に感情が明確になったのを覚えています。
“料理の大切さ、楽しさを共有したい”
一番に思ったのはこれでした。
食は、生まれてからその命が尽きるまで人生の中で欠かせないものです。
時に、人の助けとなり支えになる。喜びを共有し自分自身を幸せにも出来る。
今年4月。
自粛生活を余儀なくされ、料理をしない人も、せざるを得ない状況になりました。
ただ作って食べるだけではなく、免疫力がつくものを摂らなければいけない。
料理教室や他の仕事がなくなり、私もメンタルが弱くなった時がありました。
私に出来るのは、家にいて料理をすることだけ。
SNSにあげていた自粛中の料理を、みんなが次々と作ってシェアをしてくれたときは静かに頬を濡らしたのを今でも鮮明に覚えています。


直接会えなくても、“食”が温かい繋がりを作り、そして私たちを支えてくれました。
料理は、大切だから行うのではなく楽しいから大切なんです。
肩肘張らなくていい、あるもので作れるようになればいい。
料理という名の、最高のギフトを。
この 【OKAMI GOZEN】のレシピがひとつでも多くあなたの食卓を彩りますように。
YUKA
女将の小言

YUKAさんの想いを読んだときは、私も胸が熱くなりました。そんな女将YUKAさんの想いや、料理のストーリーが「女将の小言」として、各章に綴られています。ある小料理屋に入ったときのエピソード、家庭の味について、など、読み物としても充実したOKAMI GOZEN。料理一筋、変わらず一線を走り続けるYUKAさんの初レシピ本、是非お手にとってみてくださいね。