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【Living in AUS】世界最大規模のLGBTQI Festival, ‘Sydney Mardi Gras’!

こんにちは、シドニー在住のmikuです。みなさまいかがお過ごしですか?

いきなりですが、みなさん“Mardi Gras (マルディグラ)”という言葉を聞いたことはありますか?実はこれ、2月から3月にかけて行われる、LGBTQIのフェスティバルの名前で、中でもシドニーで開催されるものは世界最大規模と言われているんです!

今回の記事では、この“Mardi Gras (マルディグラ)”について詳しくお伝えしてきたいと思います。

“Sydney Gay and Lesibian Mardi Gras”とは?

Sydney Gay and Lesbian Mardi Gras(シドニー・ゲイ&レズビアン・マルディグラ)とは、毎年2月から3月にかけてシドニーで行われている、世界最大級のLGBTQI(ゲイ・レズビアン・バイセクシュアル・トランスジェンダー・クィア/クエスチョニング・インターセックス)のイベントです。

このMardi Grasが始まるきっかけとなったのは、1978年に遡ります。その当時、同性愛がまだ犯罪行為とされ、迫害を受けていたゲイ&レズビアンの人々が自らの権利を主張するためのデモ行進をするようになりました。その当時は警察との衝突があり多くの逮捕者が出るほどだったようですが、今ではその警察また政府などもサポートし、シドニーの一大イベントにまでなったそうです。

街中がレインボー・カラーに!

今年のMardi Grasは2月19日から3月7日まで行われました。イベント前の1月から2月には、このMardi Grasに合わせて、着々とさまざまなストリート、お店の看板や公共交通機関、中には住宅の窓やバルコニーに至るまで、街中がレインボー・カラーに彩られ、街全体が早くもお祝いムードに包まれます。中でもパレードのメインストリートであるOxford Street(オックスフォード・ストリート)では特にレインボーカラーでいっぱいになります。

今年のテーマは‘RISE’!

実は、本来ならMardi Grasのフィナーレとして、Oxford Street(オックスフォード・ストリート)を中心に盛大なパレードが行われるのですが、今年はコロナの影響で、ストリートではなく、近隣のスタジアムにて最終パレードが行われることになりました。それでもイベントのメインストリートであるOxford Street(オックスフォード・ストリート)を中心に、先ほど述べたように、たくさんのお店や建物がMardi Grasの象徴である虹色で溢れていました。(中にはお店のショーウィンドーを、さまざまな商品の色を虹色に並べてプレゼンしているところまで!)

コロナなど、世界でさまざまな難しい状況が未だに続いている2021年。そんな今年のMardi Grasのテーマとして選ばれた言葉は、“RISE(立ち上がる・上昇する)”でした。

In tough times and in good, discrimination will only divide and take us backwards. When we rise together through love, compassion, respect and understanding, we will all arrive to a better place.

困難な時にも良い時にも、差別は私たちを分裂し、後退させる。でも愛や思いやり、尊敬、理解を通して私たちが立ち上がれば、もっとより良い場所に辿り着ける。

https://www.mardigras.org.au/riseより一部抜粋)

世界でさまざまことが起こっている今だからこそ、お互いを思いやり、尊重し、前を向いて共に立ち上がろう、という強い願いが込められていますよね!

来年こそは!Mardi Grasのフィナーレ、華やかなパレード!

先に述べたとおり、今年はコロナの影響でスタジアムでのフィナーレだったのですが、実は例年シドニーで行われるMardi Grasでは大規模なストリートでのパレードがとても有名なんです。(動画は2020年のものです。)

パレード当日は、会場のメインストリートであるOxford Street付近で、ストリートの両サイドにたくさんの人々が見物するために集まります。いざパレードが始まると、ストリートには格好いいレズビアンのバイカーの人たちや、それぞれの音楽に合わせて華やかにダンスパフォーマンスを行うLGBTQIのさまざまな団体のみなさん(中にはそれぞれ国別の団体も!)、さらにLGBTQIの家族のメンバーがいる人たちのパレードや、お医者さんやライフガード、警察や軍隊など様々な職種別の団体が、みんな「HAPPY MARDI GRAS!(ハッピー、マルディグラ!)」と言いながら、道端で見ている見物人の人たちに手を振ったりハイタッチして一体感が生まれます。

実は、私の勤務先のチャイルドケアでもお母さんを2人もつお子さんがいるのですが、「私はMardi Grasのパレードにお母さんたちと出るんだ!」と他の子どもたちや先生に嬉しそうに話していました。「Mardi Grasは人それぞれの個性を尊重する大切さを学べる大切なイベントだから必ず自分の子どもたちと一緒に観に行く」と言う保護者も多く、とても印象深く感じました。

「みんな違ってみんないい」と誰もが思える社会へ…

いかがでしたか?オーストラリアに来るまでは実は私自身も知らなかったこのMardi Gras。でも、こちらにきてからこのイベントの大切さをさまざまな人たちから伺い、今回記事にさせていただきました。少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです!今現在は国境が閉まっているオーストラリアですが、もし今後チャンスがあれば、ぜひMardi Grasに実際に参加してみてくださいね♡

(本記事は一部、https://www.pinterest.com.au/ の写真を使用しています。)